こんにちは。
大島紬アンバサダー事務局の秋葉深起子です。
先日スタートした「大島紬イメージブック」の撮影。
大島紬アンバサダー里一帆さんと、楽しい撮影を行いました。
私が、大島紬PR活動のためのイメージブックを作ってみよう・・・と思ったのは、
それまで「私も着たい!かっこいい!」と思う大島紬姿の写真を見たことがなかったから。
着物に興味がない私が、奄美大島に住むことにより大島紬の存在に改めて気づき、
その工程を知ることで奥深さに惹かれ、大島紬を着た瞬間の心地よさに惹かれたけれど、
当時30代後半だった私にとって、目にする大島紬姿は古臭くてダサかった。
これが、初めて大島紬を見た時の正直な印象でした。
それでも、本業であるロケーション撮影を通して、
様々な大島紬姿に触れる機会が増えると少しずつ、その魅力を理解できるように私自身も成長し、
やがて「私だったらどう着るか」に挑戦してみよう…と思ったのが2年半前。
その頃、本場奄美大島紬美人という大島紬PRをするお仕事とご縁があり大島紬を着る機会が増えました。
紬美人としての2年間の活動の中で感じたことは、
・大島紬は着る人によって見え方が違うこと。
・和装は着る人の中身を映し出すということ。
・大島紬は女性としての成長をさせてくれるということ。
大島紬を“ただの服”として着るのではなく、
自分のアイデンティティの1つとして着こなす人の大島紬姿は、美しい。
洋服よりもずっと時間のかかる和装。
その着付け時間さえも楽しめる心を持っていることが美しい。
大島紬アンバサダーになってくださった方々は、
まさにこの心の持ち主なのだろうと。
そして私は、この美しい大島紬姿を伝えたい…と、イメージブックを作ることにしました。
初めて大島紬を見た方たちが、
「わっ!素敵!私も着たい!私も欲しい!」
「私も、この方のように大島紬(着物)を着こなせる女性になりたい!」と、
これまで知らなかった世界と出会え、
女性として人としての魅力に磨きがかかる。
大島紬イメージブックがそのきっかけの1つになると嬉しく思います。