初めまして。
大島紬アンバサダー・東京のyasudakanakoと申します。
東京事務局のメンバーでもあります。
奄美に続き、東京も2020年1月中旬より活動開始しました。
奄美本部の「大島紬アンバサダー」の盛り上がりを受け、
東京や関東近郊のメンバーも増えつつあります・・・!
さて、本日は、皆様にご挨拶をさせていただきたく存じます。
私の仕事は、普段はテレビ番組の制作プロデューサー、
そしてごく限られた個人・法人様向けに
映像制作のアドバイスを行なっています。
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そんな私は、鹿児島県の鹿児島市で生まれました。
奄美出身の母が、鹿児島市で大島紬の織工をしていたため、
機(はた)織りの「バッタンバッタン」という音を
生まれた時から間近に聞いていました。
家族で奄美に移住したのは幼少期。
それから18歳で島を出るまで、奄美大島で育ちました。
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私が奄美で住んでいた地域は、
30年ほど前(子どもだった頃)までは、
織元さんや織工さん、泥染の工房と、
大島紬に関わる人たちがたくさんいらっしゃり、
学校帰りには、家々のから機織りの音、
工房からは染色する香りが、いつも立ち込めていました。
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そんな風に「大島紬」が身近にある環境にいた私ですが、
大島紬歴・着物着用歴に関しては、たった2年の、超「着物ビギナー」です。
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それは「作り手が身近にいる環境」で育ったからといって、
必ずしも「着物を当たり前に着る環境」ではなかったからだとも言えます。
(洋服生活が当たり前なのは、奄美も同じです。)
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着物に少し興味を持つようになり、
母から「大島紬」を譲り受けたのは、30代に入ってから。
その頃、着物を自分で着られるようになるために、
様々な着物の本を買い漁り、
有名な着付けの先生のDVDを見て真似たのですが、
さっぱりうまく着ることができず・・・
「自分には、着物は着られないのかも」
そう思いこみ、
大島紬は「タンスの肥やし」になってしまいました。
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それから着物を寝かせること10年余り・・・
2018年に東京で、
「粋に着物を着こなす、若い女性・同世代の女性」
「洋服とミックスした着物姿が、カッコかわいいお姉さま」
そんな、
「自分らしく着物を着こなす方々」との素敵な出会いがあり
もう一度「着物を着てみたい」思いが再燃しました。
そして、「今度こそは着物を着られるように!」と、
着付けの先生にも教えを乞い、
時にyoutubeの着方動画や
様々な着物の先輩方のお知恵・お声も借り・・・
なんとか自分で着られるようになりました。
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着物も大島紬も、まだまだビギナー。
ぽっちゃり体型の上に、着方も少々亜流なので、
皆様のお目汚しかもしれません。
ですが、
私を育ててくれた故郷・奄美が誇る
大島紬や着物の良さを
大島紬アンバサダーの仲間たちと共に発見し、
楽しみながら発信していきたいと思っています。
もしご興味を持っていただけるようであれば、
大島紬アンバサダーの仲間・
お着物仲間になっていただけると嬉しいです。
そして、着物の諸先輩がた、
若輩者の私たちに、楽しく着物生活をお教えいただけると、とっても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。