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本場奄美大島紬2020「織元」インタビュー&作品 ~都成織物~

織元インタビュー・本場大島紬作品のご紹介

このたびの新型ウィルス感染防止により中止となりました催事「本場奄美大島紬展2020・結(Yui)~繋いで行く この技を未来に~」へ出展を予定しておりました奄美大島の大島紬織元さんへ、今回の展示会への思いや出展予定だった作品についてお話を伺ってまいりました。

都成織物 (奄美大島) 黒田 康則 専務

大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。

【事業内容】本場奄美大島紬製造・販売

【プロフィール】神奈川県出身
横浜から奄美大島に移住し現在は都成織物の3代目になるべく日々修行中。奄美に移住後、大島紬の専門的な学校にて2年間勉強し、現在は本場奄美大島紬の製造職人として、主に加工全般に従事。

都成織物の「本場大島紬」ご紹介

interview

Q, 本場奄美大島紬展2020「結」へは、どのような作品や思いで出展予定だったのでしょうか

今回の銀座での出展は、奄美大島の複数の織元を一堂に揃えての開催で、昨年大盛況だった催事のため期待に応えるべく準備をしてきましたが、昨今の現状踏まえて中止は致し方なく残念に感じています。

Q, 都成織物さんならではの「強み・こだわり」を教えてください

大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。大島紬の製造において各工程は、通常「分業」で行いますが、都成織物では「泥染め以外の工程全てを工場内でできること」が強みだと思います。
どの工程でも人が欠けると大島紬全体の製造が止まってしまいます。そのようなことが起きないよう、どの工程でも対応ができるよう先代からしっかりと教えていただき技術が引き継がれています。なので今では、工程が止まることはほぼありません。
また、都成織物は「泥染め」と「すり込み染色」に特化したメーカーです。決して柄などの数は多く作れませんが、うちならではの特殊なものが作れることも強みです。伝統を大切に、都成こだわりの技術をいかしオンリーワンの大島紬製造に取り組んでいます。

Q, 黒田氏が伝えたい「大島紬の魅力」とは

大島紬の魅力って、たくさんあります!僕は普段から、大島紬の緻密さ、技術の奥深さを伝えるようにしています。どうしても高いというイメージだけが伝わってしまいますが、図案から反物になるまでに約1年はかかる工程、そして大島紬にしかない特殊な製造工程も魅力だと思います。昨年フランスやイタリアで紹介したときも「この技術はクレイジーだね!」というふうに驚かれていました。
携わる職人の姿は反物からは見えないけれど「一つの大島紬を通して繋がっている」そんな思いを持ってお手にとって頂ければ幸いです。

Q, 黒田氏の「哲学(信念・理念)」とは

大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。特にありませんが。笑(謙遜しつつ・・・)
都成は「現場力」を大切にしています。大島紬の業界でも職人不足などがありますが、どのような場合でも即対応できます。

Q, 100年後の大島紬職人へのメッセージをお願いします

大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。図時を超えても変わらずに次世代にバトンを繋ぐ事を目指して欲しいです。

 

 

Q, 今回の展示会に出展する予定だった大島紬をぜひ拝見させてください。


黒田氏セレクト! 都成織物「本場大島紬」作品のご紹介


●9マルキ・カタス・泥染め・色入り

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素材:正絹100%

●9マルキの強みを最大限出した、「春のさくら」をイメージした柄。多色の刷り込み染色で、様々な状態の桜を表現した柄です。

●「地空き」に華やかな柄構成の為、どんな方にでもキチッと着こなせる柄になっております。

作品のお問合せはこちらより

 


●7マルキ・カタス・泥染め・色入り

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素材:正絹100%

特徴的は横ラインのデザインの中に、ポイントで花柄を配置。

●泥染めの商品には、花柄に薄く色を入れる事でワンポイントのアクセントをつけております。

●同じ柄で、「泥染めバージョン」「泥藍バージョン」もございます。

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●7マルキ・カタス・泥藍染め・色入り

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素材:正絹100%

特徴的は横ラインのデザインの中に、ポイントで花柄を配置。

●泥染めの商品には、花柄に薄く色を入れる事でワンポイントのアクセントをつけております。

●同じ柄で、「泥染めバージョン」「泥藍バージョン」がございます。

 

作品のお問合せはこちらより

 


●9マルキ・カタス・泥染め・色入り

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素材:正絹100%

9マルキの細かい絣の上に、桃をシンプルにあしらったデザインです。。

●ワンポイントで桃のピンクを入れる事でアクセントになっております。

●大島を何着か持たれているお客様には、お持ちの帯とコーディネートを楽しんで頂く商品になります。

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●7マルキ・カタス・泥染め・色入り

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素材:正絹100%

「うさぎ」が野原で駆け回っているイメージをデザインにした一品です。

●「うさぎ」の下にある「草」に薄いグレーを刷り込み染色し、うさぎが浮かび上がってくるように表現しました。

●「うさぎ」の表情もそれぞれ違うので、要チェックしてみてください。

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●9マルキ・カタス・泥染め・色入り

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素材:正絹100%

水が流れるイメージを大島紬で表現

●多色使い、刷り込み染色にて華やかさをつくりあげた作品です。

※2019年8月1日テレビ東京・テレビ大阪系列の「和風総本家 2019職人列島24時」の大島紬特集にて製造過程を特集された大島紬となります。

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●9マルキ・カタス・泥染め・色入り

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素材:正絹100%

大きな菊の中に色をあしらい、ダイナミックな中に気品漂うイメージの作品になりました。

●柄とは対照的に9マルキの細かい絣で繊細なデザインに仕上げております。

●「袋締め」と言う特殊な締めを行う事で、一方方向の柄構成を作り上げております。

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●9マルキ・カタス・泥染め・色入り

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素材:正絹100%

●竹藪の中を紅葉が舞い落ちるイメージの柄になります。

●紅葉だけでなく、全体的に刷り込み染色で色を入れ、バックのグラデーションを表現しました。

●着た時に縦ラインが綺麗に出て、紅葉も邪魔にならずスッキリとしたイメージになっております。

●グランプリ受賞作品

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●9マルキ・カタス・泥染め・色入り

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素材:正絹100%

●色とりどりの紅葉が、風に揺られて舞い落ちているイメージです。

●着た時にラインが綺麗に出て、泥染めの黒と華やかな色の紅葉が流れるようなイメージに仕立てあがります。

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黒田さん、ありがとうございました。

<インタビューを終えて> 大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。
68年繋ぐ織元、都成織物さんの工場はまさに先人からの歴史が刻まれる、、なんというか空気感が伝わってきました。
約1300年繋がれてきたのはそれぞれの織元さん達の手から手へ技術を伝えてきたからこそですね。
私の亡くなった母は夜明け前から夜が更けるまで機織りをしていたので機織りの音が家の中で日常音でした。
亡き母がやり続けていた機織りを私もチャンスがあればやりたいとただただ願いながらに日々の暮らしに追われています。
大島紬アンバサダーとしてこうやって織元さんに伺ってお話を聞いたり取材として文章をまとめたりできる事も、機織りに触れる機会が増えていくので本当に嬉しい機会でした。

インタビュアー:田島道代

 

 

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