こんにちは。
2020年2月に「大島紬アンバサダー」のお仲間に入れていただいた、 熊倉美聡(クマクラミサト)と申します。
みなさま、これからどうぞよろしくお願いいたします。
舞台芸術が好きで、2011年から2016年まで芝居の制作・広報をしておりました。
現在は、別の分野で同じく広報の仕事をしています。
舞台の中で最も好きなものは歌舞伎で、毎月さまざまな作品を観劇しています。
特に、中村吉右衛門丈、片岡仁左衛門丈、坂東玉三郎丈による古典の作品は必ずといっていいほど観に行っています。
たまに和装で観劇することもありますよ(これは2019年の八月納涼歌舞伎のとき)。
いろいろな着物を楽しんでいますが、大島紬が自分にとって特別なものになったのは、「初めて自分のお給料で誂えた着物だから」です。
長らく、振袖や訪問着などは親が用意してくれていましたが、自分で着物を購入するというのは格別な思い入れになりますね。
以来、一番のお気に入りの着物です。
先日、歌舞伎の公演でもご活躍されている長唄唄方の杵屋勝四郎先生のリサイタルに、その白大島を着ていきました。
演奏会の前に時間があったので、会場そばのホテルニューオータニの日本庭園を散歩(歩き方がおてんば過ぎました! しかも似たようなポーズばかり笑)。
華美な飾りのない寂びのある空間に、大島紬はよく合います。
大切な大切なこの大島紬、これからもこの着物と一緒にたくさんの思い出を作っていきたいと思います。
これからは、泥大島などもかっこよく着こなせるようになりたいので、たくさん勉強して多様な着物にチャレンジしていきます。
熊倉(大塚)美聡
※2021年1月6日 署名部分加筆