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大島紬アンバサダー ライフ

はじめまして。秋葉深起子と申します。

こんにちは。

大島紬アンバサダーの秋葉深起子(あきばみきこ)です。

普段は奄美大島を拠点に、東京との行き来をしております。

最初の投稿は、
私自身が「大島紬の魅力や、着ることの楽しさを発信したい!」と思うようになったきっかけについてお伝えしたいと思います。

 

私が奄美大島出身であることを隠していた東京生活で、唯一「奄美出身」であることを誇りに思えたもの

大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。奄美出身の両親のもとに生まれ、10歳~18歳まで奄美大島で育った私は高校卒業後、上京し39歳で奄美大島にUターン移住をするまで計32年間を東京と千葉で過ごしました。

私にとって東京は居心地が良く、すぐに馴染んだこともあり、上京当初は奄美大島出身であることを隠すことも多々ありましたが、その東京生活で「私は奄美大島出身です!」と誇りに思えたのも大島紬でした。

あるとき、銀座で憧れの先輩女性に「あなた奄美大島出身なの?大島紬は私たち女性の憧れなのよ!素敵なところじゃない!」と言っていただき、私は生まれて初めて奄美大島出身であることが嬉しく思えたのです。

当然、そのとき20歳だった私は大島紬を楽しめる余裕はありませんでしたが、
その後も、“奄美大島は大島紬発祥の地なんだ!”という思いは、私の中で誇りに感じられた唯一のものだったのでは、、と思っております。

(もちろん今は、奄美出身です!と堂々と発信しております。笑)

勘違いからスタートした本場奄美大島 紬美人の活動

大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。東京での生活から拠点を奄美大島へ移し、本場奄美大島紬協同組合が主催する「紬美人(つむぎびじん)」の審査会に応募。
当時41歳という(過去最高年齢?)で受かった私は「大島紬をもっとPRしてあげたい!」と思っていたのですが、
就任当初、私は大きな勘違いをしたままお仕事をさせていただいていた時期がありました。

紬美人のお仕事の際には、様々な大島紬を着せていただけるのですが、どこのお仕事現場へ行っても私がPRする前に「あ!大島紬よね!とっても素敵ねー!」と声をかけていただけるのです。

大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。当初、大島紬のことを深く知らない私よりも、よっぽど周囲の方々のほうが大島紬の魅力をご存知で、
その魅力的な大島紬を着させていただいている私自身のほうが、大島紬のおかげで「素敵ね!」と声をかけていただけていたのです。就任直後、大島紬をPRしてあげよう!…と思っていた私は、なんて勘違いだったのでしょう!(今思うと当時の自分が恥ずかしい!笑)

私は焦りました。
それからは“もっと大島紬に見合う女性にならなくては!”という気持ちで、大島紬姿を見ていただいた方々にもっと喜んでいただけるよう、大島紬の魅力を今までよりもさらに感じていただけるよう、私なりに考えながら2年間にわたり紬美人のお仕事をさせていただきました。

この貴重な2年間の活動の中で、私はたくさんのご縁と、大島紬のおかげで女性としての自信を(また少し)持たせていただくことができました。

27歳でカラー&スタイリング業を起業 ~ヒト・コト・モノのスタイリング~

24歳でカラーコーディネートの世界に出会い、27歳で東京にて起業。大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。
最初のお仕事は六本木ヒルズ・アーテリジェントアカデミーでの色彩講師でした。
その後、色彩学から色彩心理学、パーソナルカラー、パーソナルスタイルなど、コーディネートやスタイリングにまつわる様々なジャンルを学びパーソナルスタイリストとして活動、32歳で法人化し企業研修やコンサルティング、カラーコーディネーターの育成などの活動をしてきました。(活動実績

色彩にあふれた世界で仕事をしてきた私にって、
どの色もそれぞれに個性を持ち、美しく、時と場合によって輝くものだと思っていますが、
特にファッションの世界では、黒は「色の極み」
様々な経験を重ねたうえで、すべてを削ぎ落しても輝く「黒」やモノトーンの世界はまさに究極とも言われます。

モード界を牽引するブランドのデザイナーたちも「黒」
私も尊敬するココ・シャネル(ガブリエル・シャネル)が生み出したテーマカラーも「黒」

色で惑わすことができない無彩色だからこそ、浮き出る本質。

黒を美しく取り入れることの奥深さと、その凛とした美しさに改めて気づいた頃、
私は、移住とともに会社移転もした奄美大島で素晴らしい「黒」に再会をしたのです。大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。

大島紬。

その中でも、奄美大島でしか染めることのできない泥大島の奇跡の「黒」は、まさに日本の究極の黒。

カラーリストとしても、日本の誇りに思える大島紬。
これが、まさか私の故郷である奄美大島の伝統工芸品だなんて!

大島紬アンバサダー・プロジェクトでコーディネートや大島紬の楽しみ方を知る。

 

そして今、「大島紬アンバサダー」プロジェクトを通して、

日本人の誇りである着物。
奄美人の誇りである大島紬を、

自ら楽しみ、女性としての輝きと豊かさを感じ、
世界の方へ広めるための発信活動を行いたいと思っております。

 

 

次回は、「私の本業と大島紬の関係」についてお伝えしたいと思います。

 


秋葉深起子(あきばみきこ)

カラー&イメージコンサルタント
フォトスタイリスト
2018-2019 本場奄美大島紬美人

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2004年 東京・広尾にて「&color」設立パーソナルカラーの個人診断や研修を開始
2006年 東京・恵比寿のシェアオフィスへ移転。メンズカラーコンサル、オーダースーツの受注を開始
2009年 東京・渋谷にカラーサロン「And color」をオープン。カラースクール事業を開始
2010年 パーソナルカラー&スタイリング事業の幅を広げるため、株式会社アンドカラー設立。 企業研修や企業コンサルティングを開始。フォトスタジオコンサルティング。 写真におけるカラーコーディネート研修や、衣装スタイリングを行う。
2016年  奄美大島に移転。「旅×写真」をテーマにしたフォトツアー/フォトウェディング事業を開始

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